「USB機器を取り付けてるんだけど
遅かったり安定しなかったりする」
こういうお問い合わせが多いです
で、現地に向かうとよくあるのが
バスパワー対応のUSBハブを経由して機器を取り付けているケース
これね、非常に便利なんですけど
バスパワーで接続する場合は
機器によっては動作に悪影響を与えることがあります
(理由は下記に記載してます)
本体のUSBポートへ直接接続したり、
製品自体をセルフパワー対応のものに変更したら直る事が多く
知らないうちに悩んでる方も結構います
ここからが本題、
なんでそんなことになるのか?
USBポートにはUSB接続機器に電源を供給する
「バスパワー」という機能があります
このバスパワーは基本的に消費電圧が5V、電流が100mA以下の機器に対応
USB機器自体に消費電力が少ないものに適しています
なので複数のUSB機器を接続すると・・・
なお1ポートに対しての消費電力計算なので
電力不足に陥ることになります
この電力不足になりますと、パソコンの動作にも悪影響を及ぼし
もっさりしたり、起動に時間がかかったり、動作が鈍い状況になります
注意:
製造メーカーさんやUSB3.0や3.1の規格によっては
消費電力の幅が変わることがあります。
基本的にはバスパワーが対応できる消費電力は
たかが知れているものだと思っていただいた方が良いです
では、複数のUSB機器を取り付けて使用する場合
安定して使用したい場合はどうしたらいいのか?
「セルフパワー」
という電源をACアダプタから外部からで確保する製品をお勧めします
セルフパワーにした場合は
複数のUSB機器を取り付けても安定した動作を確保できる製品が多く
USBメモリや外付けハードディスクなど
読み書き速度を重視する製品にお勧めです
全然読み書き速度がちゃいますからね
大容量コピーをされる場合は圧倒的に違いを体感できます
因みに・・・
外付けハードディスクなどUSB機器にて
同じ様な製品でも電源アダプタの有無があったりしますが
基本的には「有り」を選んで頂いたほうが良いです
やはり安定した動作を求めるなら「外部電力」に対応した製品をお勧めします
以上