Windows Liveメールからのデータ移行について
同ソフトで送受信したメールデータやアドレスなど
新しいパソコンで使いたい場合は
今お使いのパソコンから一旦MicrosoftOutlookにエクスポート(移行)作業を行い
Microsoft Outlookのデータとして保存する必要があります
理由
・Windows Liveメールのサポートが終了、新規導入不可
→サポート終了に伴いWindowsLiveメールのダウンロードも不可
→新規のパソコンへの導入が不可です
→サポート終了によるウイルス感染のリスク大
→ウイルス感染によりメールデータの損傷することがあり
・一旦Microsoft Outlookにエクスポートするしか方法が無い
→Windows Liveメールを引き継げるのは
WindowsLiveメールが導入されているパソコン
Windows LiveメールとMicrosoft Outlookが導入されているパソコン
が基本です
・Windows Liveメールで送受信したデータを
他のメールソフトで確認するのは難しい
→Windows Liveメールのメールデータは同ソフトでしか扱えない様に作られている
→OutlookからWindows Liveメールデータを直接取り込みすることが不可
→Thunderbirdのアドオンを使えば取り込みはできるものの、
仕上がりは期待は出来ないレベルであることが多い
詳しくはここ
下記に移行作業についての情報を記載してみましたので
もしよければご参考にどうぞ
①Windows Live メールからOutlookへの移行
②Outlookのメールデータのバックアップ作業
③移行先(新パソコン)のOutlookのセットアップ作業
④移行先(新パソコン)のOutlookセットアップ
⑤バックアップしたメールデータを新しいパソコンへ
他パソコンへのデータ移行予定がない場合は①のみでOKです
①Windows Live メールからOutlookへの移行
1.事前にOutlookを起動、ホーム画面になることを確認(メールセットアップしなくても良いです)
2.Windows Live メールを起動
3.ファイルから電子メールのエクスポート、電子メールメッセージを選択
4.「Windows Liveメール エクスポート」が表示、「Microsoft Exchange」を選択、次へ
5.「メッセージをWindows LiveメールからMicrosoft OutlookまたはMicrosoft Exchangeにエクスポートします」というメッセージが表示されたら
6.「プロファイルの選択」画面から「Outlook」表示を確認、OKを押す
7.「メッセージのエクスポート」から「すべてのフォルダー」を選択
*選択されたフォルダーから手動で欲しいものだけ選別してもOK
8.「Windows Liveメールエクスポート」画面に「エクスポート完了」が出ればOK
9.Outlookを立ち上げてメールデータが移行できているか確認できればOKです
*注意点*
・メールデータによってはエクスポート作業が長時間かかることがあります
・メールデータのエラーや破損により作業が停止したりソフトが強制終了することも
・「エクスポート完了」のメッセージが出ない場合はメールデータに不具合有り
メールデータに不具合がある場合は対象のメールや不要なメールを削除の上
再度やり直しをすることをお勧めします
なお参考としてNECさんの例を下記に記載してみましたのでどうぞ
そのまま同じパソコンで使い続ける方はここで終了
次は新しいパソコンへのメールデータの移行についてになります
②Outlookのメールデータのバックアップ作業
まずメールデータである「.pst」のデータをバックアップします
Office2013以降はドキュメント内の「Outlookフォルダ」内のデータ
Office2010以前はCドライブのユーザーファイル内に場所の記載有り
これらのメールデータをUSBメモリーなどに保存(バックアップします)
③移行先(新パソコン)のOutlookのセットアップ作業
OutlookのメールデータはOutlookでしか使うことが出来ません( ゚д゚ )
新しいパソコンにもOutlookが必要です
Microsoft Officeをご用意&セットアップを実施して
使えるような状態にしてあげる必要があります
・MicrosoftOfficeのインストール
・ライセンス認証作業
・ワードやエクセルで起動確認
すべて行って動作に問題ない所まで確認します
セットアップ方法の詳細については下記のリンクをご参考下さい
④移行先(新パソコン)のOutlookセットアップ
Office2013以降は青色アイコンに変更
デザインがコロコロ変わります(汗)
基本的には初回に起動するとアカウント設定が始まります
・名前
・電子メールアドレス
・パスワード
この3つを設定すれば自動で設定してくれる事が多いのですが
一部プロバイダーや独自ドメインをお使いの方は
プロバイダーの指示に従って設定を自分自身でする必要があります
詳しくはプロバイダーに確認下さい
メール設定参考例(自動設定の場合)
メール設定参考例(手動設定の例)
⑤バックアップしたメールデータを新しいパソコンへの取り込み作業
Microsoft Outlookが設定できたら今度はバックアップしたデータを取り込みます
先程バックアップしたデータを新しいパソコンで確認
*データはパソコンの判り易い場所に保存しておくと良し
2.左上のメニューからファイルを押して
3.「開く/インポート(バージョンによって説明が異なる場合有り)」を押して
4.「インポート/エクスポート」を選択
5.「他のプログラムまたはファイルからインポート」を選択し次へ
6.Outlookデータファイル(.pst)を選択し次へ
7.「参照」のボタンを押してバックアップしたデータを選択
8.バックアップしたメールデータを選択して「開く」を押す
9.「重複した場合、エクスポートするアイテムと置き換える」を選択し次へ
10.「Outlookデータファイル」を選択、「サブフォルダを含む」をチェック
「以下のフィルダーにアイテムをインポート」を選択します
あとは指示に従えばOK、これで無事にメールデータが移行できるはずです
参考ページ
Office2013 メールデータ移行手順
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/2806717
比較的判り易いOutlookでもこれだけ手間がかかります
メールって地味に手間がかかるもので
設定や移行が終わってもうまく動かないことがしばしば
結構難儀です、はい・・・
因みに設定・データ移行については
条件有りで有償で受付可能です(電話対応不可案件)
但しプロバイダ発行のメールアドレスとパスワードが書かれた設定書が必要です
これがないとどないしようもないのでご注意下さいませ
以上