Windows10への買い替えやアップグレードに伴い
メールソフトのデータ移行のご相談が多くなっています
メールの送受信データ等の引き継ぎが必要では無い方は
新たにメール設定すればOKなのですが
メール送受信データを引き継ぎたい方は複雑な処理をする必要があります
今回は
旧Microsoft Outlookから新Microsoft Outlookへのデータ移行作業
についてご説明をしています
もしよければご参考にしてください
・旧Microsoft Outlookから新Microsoft Outlookへのデータ移行作業について
必要なもの
・新しいパソコンへのMicrosoftOfficeインストール・設定
・データ移行用ストレージ(USBメモリーやハードディスクなど)
・メール設定書(プロバイダさんなどが発行しているもの)
作業手順
1.移行したいメールデータのバックアップをする
2.新しいパソコンにOutlook(MicrosoftOffice)を導入、起動確認
3.移行先(新しいパソコン)のメール設定作業を実施
4.バックアップしたメールデータを新しいパソコンへ
1.移行したいメールデータのバックアップをする
まずメールデータである「.pst」のデータをバックアップします
Office2013以降はドキュメント内の「Outlookフォルダ」内のデータ
Office2010以前はCドライブのユーザーファイル内に場所の記載有り
これらのメールデータをUSBメモリーなどに保存(バックアップします)
2.新しいパソコンにOutlook(MicrosoftOffice)を導入、起動確認
OutlookのメールデータはOutlookでしか使うことが出来ません( ゚д゚ )
新しいパソコンにもOutlookが必要です
Microsoft Officeをご用意&セットアップを実施して
使えるような状態にしてあげる必要があります
・MicrosoftOfficeのインストール
・ライセンス認証作業
・ワードやエクセルで起動確認
すべて行って動作に問題ない所まで確認します
セットアップ方法の詳細については下記のリンクをご参考下さい
3.移行先(新しいパソコン)のメール設定作業を実施
Office2013以降は青色アイコンに変更
デザインがコロコロ変わります(汗)
基本的には初回に起動するとアカウント設定が始まります
・名前
・電子メールアドレス
・パスワード
この3つを設定すれば自動で設定してくれる事が多いのですが
一部プロバイダーや独自ドメインをお使いの方は
プロバイダーの指示に従って設定を自分自身でする必要があります
詳しくはプロバイダーに確認下さい
メール設定参考例(自動設定の場合)
メール設定参考例(手動設定の例)
4.バックアップしたメールデータを新しいパソコンへ
Microsoft Outlookが設定できたら今度はバックアップしたデータを取り込みます
先程バックアップしたデータを新しいパソコンで確認
*データはパソコンの判り易い場所に保存しておくと良し
2.左上のメニューからファイルを押して
3.「開く/インポート(バージョンによって説明が異なる場合有り)」を押して
4.「インポート/エクスポート」を選択
5.「他のプログラムまたはファイルからインポート」を選択し次へ
6.Outlookデータファイル(.pst)を選択し次へ
7.「参照」のボタンを押してバックアップしたデータを選択
8.バックアップしたメールデータを選択して「開く」を押す
9.「重複した場合、エクスポートするアイテムと置き換える」を選択し次へ
10.「Outlookデータファイル」を選択、「サブフォルダを含む」をチェック
「以下のフィルダーにアイテムをインポート」を選択します
あとは指示に従えばOK、これで無事にメールデータが移行できるはずです
参考ページ
Office2013 メールデータ移行手順
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/2806717
比較的判り易いOutlookでもこれだけ手間がかかります
メールって地味に手間がかかるもので
設定や移行が終わってもうまく動かないことがしばしば
結構難儀です、はい・・・
因みに設定・データ移行については
条件有りで有償で受付可能です(電話対応不可案件)
但しプロバイダ発行のメールアドレスとパスワードが書かれた設定書が必要です
これがないとどないしようもないのでご注意下さいませ
以上