よくあるお問い合わせの中に
「譲って貰ったパソコンが動かない」
といったお問い合わせをよく受けます
知人や家族から譲って貰ったパソコンが
きちんと動かなかったり、動いても動作が鈍いとか、
きちんと動いてるのか判らなかったりとか
まあ色々と問題がある訳ですよ
パソコンをあげた(渡した)側としては
→どんなパソコンでも譲った地点で責任は無いと思っている方が多い
パソコンを貰う方は
→電源が入るなら「とりあえず動く」と思ってる方が多く
想像していたよりも動かない(使えない)パソコンに困惑
・・・そしてウチの店に持ってこられる事が多い訳で
どうなってるか見て欲しい、ってことで
*普通の店ならお断りする案件ですがウチは今の所OKです
またこれが怖いんですが
金銭が発生していた場合においては揉め事の種にもなることがあります
そうならないためにワイズとしては
下記の対策をご提案しておりますのでもしよければご参考にどうぞ
譲る(渡す)側の方の注意点
・Office製品などの付属品が揃っているか
→譲る方がOfficeを継続して使いたい場合に必須、無い場合は伝えておく
・データを消去(リカバリなど)
→リカバリなどで工場出荷時に戻すことをオススメ
・外装などの傷や割れなどの確認
→中古とはいえ気になる方多数
・パソコンの診断テスト(動画再生・DVDなど動作するかなど)
→譲った後に「動かへん」って言われないための対策
→メーカー純正の診断テストソフトがあれば実行すべき
受け取る側の心理としては
「中古でもそれなりに動くもの」っと思ってる方が多いです
また無料で貰ったものにクレームを付ける方も増えてきたので
渡す場合はしっかりと上記項目を確認、説明をされた方が良いです
貰う(受け取る)側の方の注意点
・貰ったパソコンがそのまま動くとは思わないこと
→メンテナンスされず放置されているケース多数
・貰ったパソコンのスペックが現代では通じないこともある
→WindowsVista以前のサポート切れパソコンやネットブックなど
性能が追いつかないパソコンなどのケースによくあります
新たに買い直したほうが良いくらい金がかかることも
・Officeなどがソフトウェアが入っていない場合を考慮すべき
→Office製品は使う時に別途ライセンスが必要となるのが基本
こういったものを元の所持者が購入時から持っていて一緒に譲ってもらえればOK
無い場合はリカバリなどをすると使えなくなりますので別途購入しなくてはいけないことも
また年賀状ソフトやDVD再生ソフトなど入っていないパソコンもあります
これも別途購入する必要があります
ソフトは作業するための道具みたいなものですから
ホームセンターに行って必要な道具を買う様なイメージを持っていただければと
・データが入ったままになっているなら確認の上リカバリ
→以前の持ち主のデータが入ったままのパソコンは
基本動作に問題を抱えているパソコンも多いので
リフレッシュの意味合いも込めてリカバリ(工場出荷時状態に戻す)をオススメ
中のデータが消えてパソコンが一番動きやすい状態に戻りますが
Office(入っている場合)のライセンス認証やソフトウェアの再導入が必要となります
この辺りは専門知識が必要となりますのでご注意を
・不具合が発生しても譲った側にかかった費用や時間は請求は難しい
→個人売買の基本は「ノンクレームノンリターン」です
→個人間の金銭が発生した場合でも同様(現状販売)
*まとめ*
店長が言いたいこととしては
・譲る側も貰う側もリスクがあることを承知すること
・リカバリをして中のデータは工場出荷時状態に戻しておく
・Office製品など付属品の有無を説明しておくこと
・そのパソコンにはメンテンスが必要な場合がある
・多額のお金がかかることがある
といった感じでしょうか
わかりやすく言えば車と一緒でして
例えば10年10万㌔走った車を貰った時
そのまんま走れるかと言うと何かしらの不具合は発生してる事が多く
きちんと動かすにはメンテナンスが必要です
タイヤやオイルはもちろん、
他の消耗品や下手すりゃエンジンの様な重要部品を交換しなくてはいけないことも
僕らの様な修理業者を通しておけばしっかりメンテナンスをしてお渡ししますが
個人間となるとメンテナンスなんてせず引き渡す訳なので
不具合が出てもなんら不思議がない訳です
パソコンは定期的なメンテナンスが必要な製品ですよ
なおウチのパソコン修理は
基本メーカー問わずWindows製品なら受付可能
また他店で買われたパソコンも対応が可能です
譲る方、貰った方、パソコンでお悩みの方はぜひワイズでご相談下さい